高橋ヒロムが病院に運ばれた模様・・首を骨折した可能性も・・新日本プロレスG1スペシャルサンフランシスコ大会

プロレス情報サイト「prowrestling.com」によりますと、高橋ヒロム選手がサンフランシスコでの試合後に地元の病院に搬送されたらしく、首を骨折した可能性があるとの事・・

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昨夜、サンフランシスコで開催された新日本プロレスのG1スペシャルで、IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムが、フェニックスプレックスで「an extremely scary looking bump」、凄まじく恐ろしい受身を取り、「land badly on the top of his head」、頭から真っ逆さまに酷く落ちた、とあります。

 

技を仕掛けたCMLLのスターであるドラゴン・リーは高橋ヒロムとは長いライバル関係にあり、2人は「absolutely insane」マジでヤバい、と訳して良いのでしょうか、ハイペースの、信じられないほどの正確さと実行能力が必要とされるハイリスクのムーブに満ちた試合をすることで知られています。

 

残念な事に、2人のスタイルが2人のうちの1人を捉えてしまったようですが、日曜の朝の「Wrestling Observer Radio」でDave Meltzer氏が伝えたところによると、新日本プロレスからの暫定的な発表によるとヒロム選手は首を骨折している可能性もあり、試合後のバックステージで倒れた後に地元の病院に搬送されたそうです。

2人は予定通り試合を終え、その中にはデストロイヤーを含む高度な空中戦もありましたが、王者の首に最初のダメージを与えたのはフェニックスプレックスだったようです。

 

ヒロム選手の現在の状況については複数の情報源からの報告を待っている状態ですが、検査の結果が最初の予想よりも良いものである事を願います、と記事は結ばれています。

 

高橋ヒロム選手が心配ですが、今は新日本プロレスからの公式発表を待ちましょう・・

G SPIRITS Vol.48 馬場夫妻と全日本プロレスを佐藤昭雄が語る

Gスピリッツ48号、特集は馬場夫妻と全日本プロレス

 

2018年4月14日に馬場元子さんが亡くなり、4月18日にはWWE からブルーノ・サンマルチノ死去というニュースが発信され、ジャイアント馬場社長時代の全日本プロレスが遂に遠いものとなってしまった感がありますが・・

そんな馬場・全日本プロレスに深く関わってきた佐藤昭雄グレート小鹿キム・ドク大仁田厚川田利明和田京平のインタビューが掲載されており、今号も大変読み応えのある内容となっています。

馬場さんと言えば世界有数のプロモーターとして外国人レスラーから絶大な信頼を得、トレードマークの葉巻を吹かしながらプロレス界に君臨していたイメージですが、佐藤昭雄が語る元子さんとのエピソードなど結構意外・・イメージが少し変わるかもしれません。

佐藤昭雄は長く全日本プロレスで活躍、一時期はブッカーまで務めていましたがその後WWF(現在のWWE )と契約、ハクシー(白使)こと新崎人生のマネージャー、シンジャなど活躍しましたね。

youtu.be

顔を白く塗った白いタキシード姿の男が佐藤昭雄です!新崎人生全日本プロレスに上がっていますし何かの縁を感じますね。

更に!ブルーノ・サンマルチノの未発表ロングインタビューも掲載!これは必読ですね。

マニアックなところでは「暗黒仮面」ティニエブラスの特集も!誰?て感じですかね(笑)

 いつも読み応え満点のGスピリッツ、今回も最高です!

Gスピリッツ Vol.48 (タツミムック)

Gスピリッツ Vol.48 (タツミムック)

 

 

ダニエル・ブライアン、ジョニー・セイントについて語る

WWEのダニエル・ブライアンが、UKブランドのGMに就任した英国プロレス界のレジェンド、ジョニー・セイントについて語る動画がWWEネットワークにUPされています。

www.wwe.com

「俺たちの世代のレスラー仲間はジョニー・セイントのビデオを見て彼のムーブを学んで育ったんだ、周りには教えてくれるベテラン選手もいなかったしね。俺のような本当にテクニカルな試合が好きなレスラーに言わせると、ジョニー・セイントこそ最高のレスラーだよ。」

意訳ですが、ダニエル・ブライアンはジョニー・セイントの事を最高のお手本と賞賛しているようです。

 

英国では当時、「World Of Sport」というプロレスの試合を流すテレビ番組があり、セイントはベビーフェイスのトップとして活躍していました。

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セイントは多くのレスラーに影響を与えたレジェンドですが、残念ながら来日は2回だけ、みちのくプロレスが1996年に招聘したのが最後です。

当時既に55歳でしたが、摩訶不思議なチェーンレスリングを披露し一部のファンから熱狂的に支持されました。

その13年後、セイントはダニエル・ブライアンとも肌を合わせています。


「ジョニー・セイントのような人を迎えられる事はWWEにとって本当にラッキーな事なんだ。俺は2009年に彼と試合をしたが何だか不思議な感じだったよ、だって既に失われてしまったような現在とは違うスタイルなのに、ビデオで見たものとは全く同じではなく今も『生きている』んだ。あちこちで週に5試合から10試合もそのスタイルで試合をすれば自然とそのスタイルのマスターになるだろうし、そんな彼だからこそWWE UKのGMになれる訳で、それってUKの奴らにとっては正にボーナスなんだ、だってもし彼に質問があって彼の頭の中から答えが欲しい時は、『これはどうやればできるんですか?あれは?何か秘密があるんですか?』て聞けば、彼は答えてくれるんだから!これって凄い事だよ!」

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UWFにも来日経験がある「黒い藤原」ノーマン・スマイリーが!

NXTのGM、ウィリアム・リーガルも英国出身です。

 

「彼は本当にジェントルマンなので、そんな彼がピート・ダンのような熱くて、UKのトップを目指す奴らとの諍いをどうやって納めていくのか楽しみだし、もしかしたら影響されてリングに戻りたくなったりしたらそれもおもしろいよね、だって彼は60代の頃も十分できたし、どうだろう、ピート・ダン対ジョニー・セイント、俺なら金を払ってでも見たいね!」 

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ヒデオ・イタミがノアに復帰?WWEとノアが選手共有に合意

世界最大のプロレス団体、WWEとプロレスリングNOAHが、ヒデオ・イタミことKENTAとの団体間の選手共有に合意したそうです。

www.prowrestling.com

インターネット上の報道によると、WWEヒデオ・イタミを過去に所属していた団体、NOAHと「shared」、共有する合意に至った、と伝えられています。

「the Wrestling Observer Newsletter」による最近の報告では、WWEとNOAHは、来る8月に古巣で試合をする可能性があると見られる「205ライブ」所属選手であるヒデオに対して選手共有契約を結んだ、とあります。

ノアのホームページを確認したところ、8月は今のところビッグマッチは無いようですが・・・後楽園ホールがありますね。

www.noah.co.jp

現在はWWE「205ライブ」でメインイベンタークラスの扱いを受けているヒデオ、どうやらWWEを離れるという事はなさそうですが、今後NOAHにも参戦するという事になると、タイトル戦線からは離れてしまうのでしょうか。

「talent-sharing agreement」、選手・シェア・合意という言い回しですが、これって複数団体契約という意味にもとれるのでしょうか?そう考えると飯伏幸太が思い出されますね。

 

現在は飯伏プロレス研究所所属ですが、飯伏選手は一時期、新日本プロレスDDTの両団体と契約を結んでいましたし、その後は所属契約を結ばないままWWEに上がったり、また新日本プロレスに上がったり、どうしたらそんな事ができるのかわかりませんが(笑)活躍の場を拡げています。

KENTA以外にもNOAHからWWEに移籍したTMDKなど、もしまたNOAHで見れたら嬉しいですね!ちょっと脱線しますが、WWEで活躍するTMDKを見ているとどうしても秋山準大森隆男組を思い出すのは私だけでしょうか・・(笑)

インターネットで世界中の試合がリアルタイムで見られる時代になり、プロレスファンにとっては選択肢が増えた訳ですが、ヒデオ・イタミのように日米両方で活躍する選手が増え、インターネットを通じて世界に名を売り、いつか世界統一王者に・・なんて、難しいとは思いますが夢が広がりますね!

日本人がかつてのNWA王者のように、鞄一つで世界を飛び回り活躍する、そんな日がいつか来るかも?メイドインジャパンに頑張って欲しいですね!

 

スーパー・ストロング・マシン、稼働停止・・・6・19後楽園ホール大会で引退セレモニー

週間プロレス No.1962 6月27日号購入致しました!

 新日本プロレス6・9大阪城決戦の直後だけに、表紙はケニー・オメガ、新日本メイ新社長直撃取材など読み応えたっぷりですが、中でも一段と目を引く記事が!

マシンラストインタビュー・・!

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6・19後楽園ホールで引退セレモニーが行われるスーパー・ストロング・マシン、最近試合を見ないなと思っていたら、コンディション不良で引退するそうで・・・

なんとなくコーチに専念しているというのは知っていたのですが、体のダメージについては全く知りませんでしたし、何かのタイミングでまた試合をするだろうな、ぐらいに思っていましたのでとても残念です。

サニー・トゥー・リバースからストロングマシン、そしてスーパー・ストロング・マシンと転身し、ほぼ同期の前田日明とのライバル関係や「悪の正太郎君」将軍KY若松とのマシン軍団、カルガリーハリケーンズジョージ高野との烈風隊、ブロンドアウトローズ、レイジングスタッフ・・・思い出す場面はたくさんありますが、特に有名なのが藤波による「お前は平田だろ!」事件と蝶野による「しょっぱい試合ですいません」事件!マスクマンなのにここまで素顔がフューチャーされたレスラーはそうそういません(笑)

そんなSSマシンの引退記念試合はなんと、マシン軍団対ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン

www.njpw.co.jp

6・19後楽園、最後の勇姿?を目に焼き付けましょう!魔神風車固め、見たいなあ・・

 

 

昭和のプロレスメジャーリーガー!ケンドー・ナガサキ自伝を読んで

G SPIRITS BOOK Vol.8「ケンドー・ナガサキ自伝」読了!

 ザ・グレート・カブキキラー・カーンに続き、海外系大物日本人レスラーの代表格であるケンドー・ナガサキによる自伝、これがまた最高に面白かったです。

「仕事、金、女・・・世界を渡り歩いた“喧嘩屋”のセメント告白録!」という帯の文句に偽りなし、当時の世界を知るプロレスラーだから話せる話が目白押しです。

今でこそ日本人が海外で活躍する事は珍しくないですが、当時(1970年代以降)のアメリカで日本人が単身、自分の体一つでアメリカ人を向こうに張りのし上がっていく・・こんなに痛快な話があるでしょうか?私は子供の頃からのプロレスファンですが、中でも海外で活躍する日本人レスラーが大好きでした。

特にケンドー・ナガサキは、喧嘩をさせたら最強!という噂があり、実際に40代でバーリトゥードに挑戦するなど、そのたたずまいは神秘的ですらあります。

武藤敬司プエルトリコに呼び込み面倒を見たり、後にSWS旗揚げに深く関わったり、プロレス界の顔役だった事が本書からも読み取れます。

そんなケンドー・ナガサキ、なんと本書発売記念のトークイベントを行ったそうです!知っていれば行きたかった・・!

 当時と同じメイク姿に感動・・しかも!なんと当時を思わせるざんばら髪も披露したそうではないですか!

 プロレスラーとは常人にはできない事を鍛え上げた体で見せる超人である・・これが私の持論なのですが、ケンドー・ナガサキはじめ海外で活躍した日本人レスラー達は私にとってマサに超人なのです。

 この機会に是非、オリエンタルミステリー、ザ・ドリームマシン、ケンドー・ナガサキのキャリアを通して当時のアメリカンプロレスの世界を覗いてみて下さい!

 

ケンドー・ナガサキ自伝 (G SPIRITS BOOK)

ケンドー・ナガサキ自伝 (G SPIRITS BOOK)

 

 

 

 

新日本プロレスにおける「ライバル」の存在 「BEST OF THE SUPER Jr.25」5.29栃木大会

新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.25」も終わりましたね、今回も素晴らしい大会でした。

公式戦は全試合「新日本プロレスワールド」で配信されていますので、残念ながらリアルタイムで追えなかった試合は改めて後追い観戦していますが、そんな見逃してしまった5月29日の栃木大会でちょっと気になる試合がありました。

 フリップ・ゴードン対YOH。

この二人、何か因縁がある訳でもないですし、逆に絆がある訳でもないのですが、二人の名前が並んでいるのを見て、また入場してくる二人を見て「いいライバルになれるかも?」と思ったのです。

新日本プロレス公式ホームページにあるプロフィールによると、フリップ・ゴードンは身長178センチ、体重88キロ、1991年12月12日生まれでデビューは2015年ですからキャリアは3年目ですね。

まだまだ若手、新日本プロレスで言う「ヤングライオン」ですからこれからに期待です。

ゴードン選手、どうやら日本での生活にまだ馴染めないらしく、「日本では食べたい物が見つからない」とツイートしてマーティー・スカルにいじられたりもしています(笑)

 

一方のYOH選手は身長171.5センチ、体重85キロ、1988年6月25日生まれの2012年デビューですので、YOH選手の方が年齢もキャリアも上ですがサイズはゴードン選手が上回ってますね。

SHO選手とのタッグ、ロッポンギ3Kでの試合が多く今回のBOSJがシングルとしては試金石となりそうです。

サイン会のポップを自分で手書きしたり、自己プロデュース力もあるのでは?と思いますのでシングル路線も良いかもしれませんね。

 

二人ともルックスもいいですし、サイズから考えてもしばらくはお互いジュニアのフィールドで戦う事になるでしょうし、上の選手達に揉まれるのも大事ですが、手の合うライバルとしてストーリーを築いていくのもいいなあ、と思いながら試合を見ていました。

ヤングライオン時代から続くSHOとのストーリーはもちろんこれからも続くでしょうし、遠くない未来、二人によるタイトルマッチも実現すると思いますが、そこにフリップ・ゴードンが割って入る事でよりマッチメイクが盛り上がりますね。

ライバル関係ってとても大事で、高橋ヒロムとドラゴン・リーの名前が並ぶだけでその日の大会は盛り上がるような気がしてしまいますし、そんな関係を多数築けて試合を盛り上げる事ができる選手こそメインイベンターと呼ばれるのではないでしょうか。

 ちなみに私の個人的に好きな新日本プロレスジュニアのライバル関係と言えば、高田延彦越中詩郎ですね!二人の試合は新日本プロレスワールドでも視聴できますしYouTubeでも見れるかと思いますので、見た事がない方は是非ご覧下さい!

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やってやるって!!

 

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