46年目の新日本プロレス、旗揚げ記念日はオカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ!

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新日本プロレス旗揚げ記念日は3月6日です。

1972年3月6日、新日本プロレスはその産声を上げました。大田区体育館での旗揚げ興行、メインイベントはアントニオ猪木プロレスの神様カール・ゴッチの一騎打ちでした。

この試合、新日本プロレスの動画配信サービス「新日本プロレスワールド」では残念ながら見る事ができませんが、どうしても気になってしまい「カール・ゴッチ」で検索すると、

「闘魂シリーズ&世界最強タッグ戦 1973年10月14日 蔵前国技館 世界最強タッグ戦 アントニオ猪木坂口征二 vs ルー・テーズカール・ゴッチ

この試合がヒットします。

「鉄人」ルー・テーズと「神様」カール・ゴッチのタッグですから、さぞかしストロングスタイルだろうと思ってしまいますし、猪木&坂口が赤子の手をひねるようにやられてしまう「獣の強さ」を想像してしまいます。しかし実際には、そこまで「カタイ」試合展開ではなく、むしろテーズの試合運びは正にアメプロ、所々に色気すら感じる所作が実に心地よく、またゴッチの動きはランカシャースタイルの源流を感じさせ、現在WWEの205 Liveで活躍するジャック・ギャラハーなどもゴッチがいなければ存在しないのでは、と思ってしまうのは私だけでしょうか。

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今年の旗揚げ記念日興行、メインイベントは「レインメーカーオカダ・カズチカと現在のIWGP Jr.ヘビー級チャンピオン、ウィル・オスプレイの一騎打ちと決定したようです。

アントニオ猪木氏が提唱しハルク・ホーガンが初代王者であるIWGPの現王者、オカダ・カズチカと現在のイギリスを代表するレスラーであるウィル・オスプレイ。アメリカンプロレスとキャッチアズキャッチキャン、さらにルチャ・リブレもハイスパートも通過した現代プロレス、時空を超えた「闘魂VS神様」に期待です!

ところで、昨年のG1で実現した「棚橋弘至VSザック・セイバーJr.」もまたストロングスタイルとランカシャーレスリングを感じさせる素晴らしい試合でした。猪木を否定して現在の新日本プロレスブームを作り出した棚橋弘至が、段々とアントニオ猪木に見えてくるパラドックス!プロレスはやはり奥深いですね・・・