全敗だけど関係ない!海野・吉田組が個人的にはMVPです【新日本プロレスワールドタッグリーグ2018】
EVIL&SANADAが有言実行の『WORLD TAG LEAGUE』“2連覇”達成!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 9, 2018
タマ&タンガ、ヤングバックスとのIWGPタッグ3WAY戦が実現か!?
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新日本プロレス「ワールドタッグリーグ2018」はEVIL・SANADA組の優勝で幕を閉じましたね。
個人的には、全敗でリーグ戦を終了した海野・吉田組の奮闘が素晴らしかったと思います。
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— njpwworld (@njpwworld) December 7, 2018
最終戦にして未だ勝利なしの吉田海野組!第3世代を相手を倒して爪痕を残すことはできるか⁉︎
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今回のリーグ戦を通してランクアップした2人のこれからの活躍に期待です!
そんな海野・吉田組を見ていて、過去に新日本プロレスで活躍したタッグチームをふと思い出しました。
ケンドーコバヤシはじめ多くのファンやフォロワーを持つド演歌ファイター、エッチューこと越中詩郎。
古舘伊知郎曰く「青春のエスペランサ」、PRIDEでのヒクソングレイシー戦、ハッスルでの高田総統、現在はバラエティー番組でも活躍している高田延彦。
当時の新日本でジュニアのライバルとして鎬を削っていた2人が越境タッグを結成して「ジャパンカップ争奪タッグリーグ戦」に出場するという、海野・吉田組に似たシチュエーションだった越中・高田組。
当時、UWFの若頭としてキックと関節技を武器に活躍していた高田延彦に対して、キックを逃げる事無く正面から受けていた越中詩郎、その姿は正に「人間サンドバック」状態、愚直なまでのド演歌ファイトは逆にUWFファンからも支持されていました。
毎日のように試合をしていた2人だけにお互いの手の内も知り尽くしており、それが素晴らしいコンビネーションに繋がり大活躍、あわや決勝進出という所まで勝ち進んだのです。
確か、アントニオ猪木組、藤波辰巳組にも勝ったように記憶してます、今で言えば棚橋にもレインメーカーにも勝ったようなものですから、当時は私もメチャクチャ盛り上がりました。
残念ながら決勝進出はなりませんでしたが、2人のストーリーはこれで終わりではなく、この後もIWGPジュニアヘビー級タイトルを巡り名勝負を繰り広げましたし、2人がヘビー級に転向した後もIWGPヘビー級のタイトルを争って対戦しています。
この、2人の歴史のタメが後から効いてくる感じがプロレスの素晴らしい所ですね。
恐らく、遠くない未来、海野対吉田が大きな大会のメインイベントを飾る事もあるでしょう、というかそうなって欲しいですし、今回のタッグ結成はその時に大きな意味を持つはずです。
今回は全敗でしたが、未来に繋がる負けだったと思いますし、またライバルとして切磋琢磨する姿を見せて欲しいと思います!