ダニエル・ブライアン、ジョニー・セイントについて語る
WWEのダニエル・ブライアンが、UKブランドのGMに就任した英国プロレス界のレジェンド、ジョニー・セイントについて語る動画がWWEネットワークにUPされています。
「俺たちの世代のレスラー仲間はジョニー・セイントのビデオを見て彼のムーブを学んで育ったんだ、周りには教えてくれるベテラン選手もいなかったしね。俺のような本当にテクニカルな試合が好きなレスラーに言わせると、ジョニー・セイントこそ最高のレスラーだよ。」
意訳ですが、ダニエル・ブライアンはジョニー・セイントの事を最高のお手本と賞賛しているようです。
英国では当時、「World Of Sport」というプロレスの試合を流すテレビ番組があり、セイントはベビーフェイスのトップとして活躍していました。
セイントは多くのレスラーに影響を与えたレジェンドですが、残念ながら来日は2回だけ、みちのくプロレスが1996年に招聘したのが最後です。
当時既に55歳でしたが、摩訶不思議なチェーンレスリングを披露し一部のファンから熱狂的に支持されました。
その13年後、セイントはダニエル・ブライアンとも肌を合わせています。
「ジョニー・セイントのような人を迎えられる事はWWEにとって本当にラッキーな事なんだ。俺は2009年に彼と試合をしたが何だか不思議な感じだったよ、だって既に失われてしまったような現在とは違うスタイルなのに、ビデオで見たものとは全く同じではなく今も『生きている』んだ。あちこちで週に5試合から10試合もそのスタイルで試合をすれば自然とそのスタイルのマスターになるだろうし、そんな彼だからこそWWE UKのGMになれる訳で、それってUKの奴らにとっては正にボーナスなんだ、だってもし彼に質問があって彼の頭の中から答えが欲しい時は、『これはどうやればできるんですか?あれは?何か秘密があるんですか?』て聞けば、彼は答えてくれるんだから!これって凄い事だよ!」
UWFにも来日経験がある「黒い藤原」ノーマン・スマイリーが!
NXTのGM、ウィリアム・リーガルも英国出身です。
「彼は本当にジェントルマンなので、そんな彼がピート・ダンのような熱くて、UKのトップを目指す奴らとの諍いをどうやって納めていくのか楽しみだし、もしかしたら影響されてリングに戻りたくなったりしたらそれもおもしろいよね、だって彼は60代の頃も十分できたし、どうだろう、ピート・ダン対ジョニー・セイント、俺なら金を払ってでも見たいね!」