G SPIRITS ARCHIVES Vol.1 初代タイガーマスク 2.21発売です

初代 タイガーマスク セミレプリカマスク  ゴールドラメ

「マスクの下の目は猫のように優しい」とプロレススーパースター列伝で表された初代タイガーマスクのムック本、猫の日である2月22日に購入しました。

 

「G SPIRITS ARCHIVES Vol.1」とある通り、佐山聡本人はもちろん、小林邦昭、ダイナマイト・キッド、初代ブラック・タイガーなどの貴重なインタビューを一冊に纏めたもので、かなりの読み応えがあります。巻頭スペシャルインタビューは本誌の為の佐山聡本人による最新の言葉であり、これを読むだけでも購入する価値があると思います。

1981年4月23日、蔵前国技館におけるダイナマイト・キッドとのデビュー戦がプロレスに興味を持つきっかけだったというプロレスファンはかなり多いのではないでしょうか。このインタビューを読むと、何故初代タイガーマスクはこれだけプロレスファンの心を掴んだのか、その秘密がわかる気がします。タイガーマスクだけではなく、当時の新日本プロレスが何故凄かったのか、今のプロレスと何が違うのか・・プロレスに全てをかけた昭和のプロレスラー達の言葉は、やはり胸を熱くさせますね。特にダイナマイト・キッド!涙が・・

昭和プロレスファンはもちろん、最近のプロレスブームでプロレスファンになった方にも、ストロングスタイルを知る事ができる本としておすすめです。この機会に伝説のスーパーヒーロー、初代タイガーマスクを知っていただければ幸いです ! 

 

新日本プロレスワールド ケニー・オメガ VS プリンス・デヴィッドが無料視聴可!公開期間は2018年2月26日まで

https://njpwworld.com/p/o_original_0075_43

オリジナル NJPW Free Match 「BEST OF THE SUPER Jr.XX」準決勝戦 ケニー・オメガ VS プリンス・デヴィット(2013年6月9日)

さすが新日本プロレスワールド、出し惜しみしないですね!

名勝負製造機、初代IWGP US 王者のケニー・オメガと、現在WWEでフィン・ベイラーとして活躍中のプリンス・デヴィッドのシングルマッチが、今なら無料で見られます。

まだ緑のコスチュームのケニー・オメガ、当時からプロレスが上手すぎ!見所を次々と作り出していきます。対するプリンス・デヴィッドは当時からオーラが凄い!体の切れ、技の迫力で見せていきます。2013年の試合ですが既に現在のトップレスラーである二人を彷彿させる動きが見られます。

二人以外にも、セコンドがまた気になります。ケニーのセコンドには今話題の「長州力を切れさせた男」伊橋剛太が、さりげなくプロレスの上手さを感じさせる動きをしています。「POWER HALL 2018」の長州・飯伏幸太とのタッグでも試合を作るべく頑張っていた伊橋剛太。DDT系のレスラーはこういうのが上手いですね、ちょっとしたポイントです。また、ヤングライオン時代のSHO、YOHの初々しい?姿も見られます。バッドラック・ファレは一回り細いです(笑)

新日本プロレスのトップレスラーとなったケニー・オメガと、WWEでカリスマ的人気を得ているフィン・ベイラー。今では実現不可能に近いこの試合が無料で見られるチャンスですので、新日本プロレスワールドに登録していない方もこの機会に是非ご覧下さい!

 

 

 

 

 

 

 

 

武藤敬司一大決心 両膝を人工関節に 月面水爆見納め?

 

ついに武藤敬司が両膝の手術を決意!

プロレスファンにとって「膝」と言えば「武藤敬司」というくらい(?)、神無月の「突然膝が痛くなる」ものまねでもおなじみの武藤敬司が、両膝の人工関節置換手術に踏み切るそうです。

武藤敬司と言えばいい意味で「自分好き」で、既にレジェンドの域に達しているにも関わらず常に「自分が主役」でなければ気が済まない、根っからのプロレスラー。後輩の棚橋弘至の試合の解説で、棚橋のドラゴンスクリューを見て「あれ、俺のだからね!」といい意味で大人げない事を言ってしまったりします。武藤さん、あれ、辰っつぁんのや・・

そこまで自分のプロレスに拘っている武藤敬司が、自らのキャリアを賭けて遂に手術を決意。果たして再びリングに帰ってくる事はできるのか・・?

wpb.shueisha.co.jp

プロレスラーは身体中古傷だらけで、治らない怪我と付き合っていかなくてはいけない大変な職業です。グレート・ムタとしてWCWでブレイクした武藤と同じく、プロレスの本場アメリカで活躍したマサ・サイトーはなんと、試合中に右目に指を突っ込まれて失明しています。

 

「右目に親指を突っ込まれて、失明させられちゃったけど。すぐに医者に行けば治ったらしいが、当時は文字通り、1年間毎日、365日試合、たまにダブルヘッダーもあって、全然休めなかったから、そのまま放っておいたら、失明してしまった。」

www.yomiuri.co.jp

怪我は自分で試合しながら治すというのがプロレスラー。武藤敬司ムーンサルトプレスで自らの膝をリングに打ち付けながら、トップレスラーにのし上がっていった訳です。

そんな武藤敬司選手ですが、医者からは例え手術が成功したとしても、ムーンサルトプレスは今後、禁止されているそうです。と言うことは・・3月14日WRESTLE-1興業、これが最後のムーンサルト??見なければ!!

武藤敬司参戦決定!3.14東京・後楽園ホール大会一部対戦カード決定のお知らせ - ニュース|WRESTLE-1(レッスルワン)公式サイト

天才・武藤敬司の最後のムーンサルト、出るか!?プロレスファンは後楽園ホールに集合!!

 

プロレスで生きる。

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生涯現役という生き方

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PRO-WRESTLING MASTERS  2017.2.8 後楽園ホール [DVD]

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2月19日「プロレスの日」力道山・木村政彦組対シャープ兄弟から猪木・馬場、新日本・全日本プロレスへ

プロレスに関する記念日は色々ありますが、2月19日は「プロレスの日」です。

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1954年のこの日、日本初の本格的な国際試合、力道山木村政彦組対シャープ兄弟のNWA世界タッグ戦が開催された事が由来だそうです。日本テレビNHKが同時中継し、新橋駅の街頭テレビには2万人の群衆が押し寄せたこの試合、大相撲出身の力道山と最強柔道家木村政彦がアメリカの一流プロレスラー(シャープ兄弟はカナダ出身ですがアメリカで活躍したレスラーです)を相手に世界タイトルをかけて戦い、空手チョップでなぎ倒す訳ですから当時の観衆の熱狂ぶりは想像に難くありません。3本勝負の試合は1-1の引き分けで、翌日以降もタイトルマッチが組まれますがシャープ兄弟はタイトルを保持したままシリーズを終えます。ちなみに、これに遡る事約半年の1953年7月30日、力道山を中心に日本プロレス協会が発足しており、この日は「プロレス記念日」とされています。

戦後間もない、反米感情が強かったであろうこの時代、力道山率いるプロレスが日本人の心を捉え、プロ野球・大相撲と並ぶ大衆娯楽となったのはこの一戦の影響が強く、この試合が無ければ今のプロレスも無かったかもしれません。事実、力道山以前にもプロレス自体は存在しており、1955年には多数のプロレス団体が旗揚げしましたが興業としては厳しかったようです。力道山のパートナーだった木村政彦国際プロレス団という団体を立ち上げましたが、12月22日に行われた「昭和の巌流島」と呼ばれる力道山との一騎打ちに破れ、その後団体は消滅してしまいます。

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力道山の死後、それまでは日本プロレスの独占状態だった日本マット界でしたが、日本プロレス2代目社長だった豊登とエースの一人だったアントニオ猪木東京プロレスを、取締役営業部長だった吉原功ヒロ・マツダと共に国際プロレスを相次いで旗揚げします。その後、東京プロレスは崩壊、アントニオ猪木新日本プロレスを旗揚げし、ジャイアント馬場日本プロレスを脱退し全日本プロレスを旗揚げ、両エースを失った日本プロレスは衰退し、現在まで続く他団体時代の幕開けとなりました。なお、国際プロレスは1981年まで営業を続けますが、8月9日の羅臼大会を最後に活動を停止、所属選手は新日本、全日本、海外にそれぞれ活躍の場を求めます。

 現在、日本には数え切れないほどのプロレス団体が存在しています。そのルーツを遡っていくと直接的・間接的に全ての団体がこの「プロレスの日」に繋がっていると言えるかもしれません。1954年2月19日に行われたこの試合、この機会に改めてじっくり観てみようと思います。

以上、2月19日はプロレスの日、でした。

 

 

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(上) (新潮文庫)
 

 

 

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(下) (新潮文庫)
 

 

 

蝶野正洋がリング復帰?プロレスリングマスターズ 2.16後楽園大会

 2.16後楽園ホールプロレスリングマスターズが超満員札止め

1.14後楽園ホール長州力プロデュース「POWER HALL 2018」も満員でしたし、最近昭和プロレスが熱いです。

headlines.yahoo.co.jp

当初メインイベントに出場予定だった小島聡が膝を負傷、当日発表の「X」はスーパーJ、nWoスティングでした!スコット・ノートンとかドン・フライとか、もしかしてスコット・ホールかも?なんて思っていましたが。

日刊スポーツの見出しには蝶野リング復帰とありますが、小島の代わりはスーパーJで蝶野も試合に関与した、という事でしょうか。5対4ですね。

メインに出場した選手は長州、藤波、武藤、ライガー、蝶野、天山、AKIRAヒロ斉藤、スーパーJの9人。これだけ見ると完全に90年代の新日本プロレスです。

現在の新日本プロレスはすっかり選手も代替わりし、女性ファンも増えて会場の雰囲気も変わってしまいましたので、馴染めない昭和プロレスファンも多いと思います。そんな昭和プロレスファンの救済装置としてプロレスリングマスターズは機能しているという事でしょうか。

headlines.yahoo.co.jp

T2000だけでも大盛り上がりなのに、グレート小鹿、タイガー戸口、百田光雄の214歳トリオも登場!69歳の百田光雄が最年少です。。

百田「超満員の、昔からのお客さんがいて、このじじい連中に力を与えてくれた。今日はプロレスがやりやすかった」

なんとなく会場の雰囲気がわかりますね。昭和プロレスファンが大声で声援を送っている声が聞こえてくるようです。今のプロレスと昭和プロレス、どちらが良いという話ではありませんが、こういうプロレスもやはり見たい!

 ジョージ高野は出たのでしょうか?見たかったなあ。。

 

 

 

告白 平成プロレス10大事件 最後の真実

告白 平成プロレス10大事件 最後の真実

 

 

46年目の新日本プロレス、旗揚げ記念日はオカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ!

www.njpw.co.jp

新日本プロレス旗揚げ記念日は3月6日です。

1972年3月6日、新日本プロレスはその産声を上げました。大田区体育館での旗揚げ興行、メインイベントはアントニオ猪木プロレスの神様カール・ゴッチの一騎打ちでした。

この試合、新日本プロレスの動画配信サービス「新日本プロレスワールド」では残念ながら見る事ができませんが、どうしても気になってしまい「カール・ゴッチ」で検索すると、

「闘魂シリーズ&世界最強タッグ戦 1973年10月14日 蔵前国技館 世界最強タッグ戦 アントニオ猪木坂口征二 vs ルー・テーズカール・ゴッチ

この試合がヒットします。

「鉄人」ルー・テーズと「神様」カール・ゴッチのタッグですから、さぞかしストロングスタイルだろうと思ってしまいますし、猪木&坂口が赤子の手をひねるようにやられてしまう「獣の強さ」を想像してしまいます。しかし実際には、そこまで「カタイ」試合展開ではなく、むしろテーズの試合運びは正にアメプロ、所々に色気すら感じる所作が実に心地よく、またゴッチの動きはランカシャースタイルの源流を感じさせ、現在WWEの205 Liveで活躍するジャック・ギャラハーなどもゴッチがいなければ存在しないのでは、と思ってしまうのは私だけでしょうか。

headlines.yahoo.co.jp

今年の旗揚げ記念日興行、メインイベントは「レインメーカーオカダ・カズチカと現在のIWGP Jr.ヘビー級チャンピオン、ウィル・オスプレイの一騎打ちと決定したようです。

アントニオ猪木氏が提唱しハルク・ホーガンが初代王者であるIWGPの現王者、オカダ・カズチカと現在のイギリスを代表するレスラーであるウィル・オスプレイ。アメリカンプロレスとキャッチアズキャッチキャン、さらにルチャ・リブレもハイスパートも通過した現代プロレス、時空を超えた「闘魂VS神様」に期待です!

ところで、昨年のG1で実現した「棚橋弘至VSザック・セイバーJr.」もまたストロングスタイルとランカシャーレスリングを感じさせる素晴らしい試合でした。猪木を否定して現在の新日本プロレスブームを作り出した棚橋弘至が、段々とアントニオ猪木に見えてくるパラドックス!プロレスはやはり奥深いですね・・・

 

メルローズのCD屋さん

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ロサンゼルスに以前住んでた頃の事。
ハリウッドのボロいアパートに住んでいて、毎日のようにメルローズアベニューをぶらついてました。
カフェやらCD屋さんやら古着屋さんやらが沢山あって、仲間とブラブラする事もあったし、1人で中古CD探したり。

確かその日は1人で、Bad ReligionのCDを買いに行ったような気がします。
店の名前も覚えてないけど、新しいCD屋さんがあったので、フラッと入ってみました。

もう随分昔の事だし、店内の雰囲気とか覚えてないけど…セレクションがメチャメチャ良くて、特にパンク、ハードコア系が多かった気がします。
店内でかかってた曲がまたカッコ良くて、しかも聞いた事が無い曲で、「いい店みつけた!」と思いましたよ。

探していたCDはすぐ見つかりました。
レジにはスキンヘッド?だったと思うけど、イカツイめのおじさんが立ってて、ちょっと怖かったけど、ハイ!って声かけてみました。
「いい店ですね!」と言ったら「オープンしたばっかりだよ」との事。
「今かかってる曲、かっこいいすね」「パンクが好きならこのバンドは絶対聞かないと!」
そう言って、スキンヘッドのおじさんが持ってきてくれたのがDead KennedysのCDでした。
このアルバム、今でもしょっちゅう聞いてるんだよねー

今でもあの店、あるのかな?と思って、メルローズ CD など検索してみました。
それらしきCD屋さん、発見!

http://www.mapquest.com/us/california/business-los-angeles/headline-records-10816478

Headline Recordsというそうです。
微かな記憶を辿って、Googleearthで探してみました。

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多分この店!
懐かしすぎる!!
1995年オープンて書いてあるし、タイミングも合ってる気がする。

LAにいた頃の記憶、ちょっと曖昧になってきてる(笑)ので、他にもいろいろ調べてみようと思います。
以上、思い出のCD屋さんでした。